ARTISTS GALLERY NPO
♪友人の堀田さんより、アーチストギャラリーのご案内≠ニいうのをいただいた。‘画家のアトリエや個人宅を点々とするホームメードギャラリー’  とある。「はて、どんな感じなのだろう?」最近、制作すると共に、作品を発表する空間への意識が変わりつつありながら、でも、なかなか見えてこ  ない私にとっては、何かちょっと期待が膨らんできて、、、参加させていただくことにした。 ▼9月23日(祝日)、真駒内の大井&レスリーさんのアトリエ、12時集合。到着後、直ぐにセッティングを始める。  〜(持ち寄りのお料理を食べながら和気あいあいと)〜 ▼13時〜 ディスカッション (1)アーチストギャラリーの概要等(堀田さん) (2)アーチストギャラリーの意義、普通のギャラリーとどう違うのか、こうなるといいな?といったお話     ・作家の立場から(小林さん)    ・アート愛好家の立場から(平松さん)  (3)アーチストギャラリーの運営、NPOとしての説明(平松さん) (4)参加者全員による、「絵とのかかわり」を軸にした自己紹介。出展作品をめぐるお話。 【展示風景】(2005_0923)
★堀田さんからのコメント  アーチストギャラリーでは、レンタルを行いますが、それはほんの一部の機能にすぎません。まずは作家と見る人が、絵画とじっくり向き合い、 話し合える場をもうけたい、というのをあくまで主眼にしてつくられました。たとえば、ディスカッションの時間をたっぷりとってあるので、と っつきがたい作品も、最後には見る人と接点を持つことが出来る、だからどんな作品でも安心して展示できるような場をつくりたい。あるいは絵画の ことはそれほど知らない人も、オリジナル絵画に囲まれた空間で、作家や絵画愛好家たちと一緒に、おしゃべりしながらものづくりや料理をしたり宴 をしたりするうちに、「習うより慣れろ」で、いつのまにか絵画に親しんでる、そんな場所をつくりたい。そのように私たちは考えました。実際、今 会場として使わせていただいている大井&レスリーさんのアトリエでは、お泊りしながら語り明かすことも気楽に出来ます。 もうひとつ、これは小林さんが先日のミーティングの席で指摘してくださったことですが、会期が無制限で、お金もいらない。常時作品を置きっぱな しにしていけて、見てくれる人と、鍵さえあれば、いつでも展覧会場というのも、ウリです。 もちろん、セキュリティ管理は万全を尽くします。鍵は私堀田と平松さんと、アトリエの隣の事務所にいる大井さんの妹さん(佐藤真理子さん)が持っ ていて、出展作家、スタッフが臨席してるときだけ、開ける形になります。 【お料理したり、食べたり…】
♪この日の参加者は15人前後。学生さん含めいろんな分野の方達がいらして楽しかった。主催者の方達、後に別のスケジュールが控えていたようで、 場の雰囲気が盛り上がってきた頃‘おひらき’となってしまい、中途半端に終えなければならないのがちょっと残念でした。 アトリエに入るまでは、どんな作品を創られている方が来るのか?人数は?壁面は?と全く分らぬままで、私だけ、しっかりと‘額付き’の作品を 持ってきてしまい(笑)浮いていたような?(なんだか、場違いのようで恥ずかしい〜) プロジェクトとしては、これからいろいろ手探りで・・・といった段階なのでしょうか。。。今後の展開が楽しみです。
野草を集めて…平松さん作。

▼11月3日(祝日)、アーチストギャラリー引越し=i真駒内の大井&レスリーさんのアトリエ→大通りハイム)  △大通りハイム(中央区北1西15,209号室) 近代美術館、知事公館ならぶ北1条通り沿い。北1条通りをはさんで知事公館のお庭のまん前にある茶色の建物です。   一階にスープカレーの店が入ってます。 ♪用事が重なって、作品を出しているにもかかわらず、引越しのお手伝いができずごめんなさい。  アーチストギャラリー、いよいよ本格的に動き始めたようです。。。 ◇ ARTISTS GALLERY NPO 【目的】 現代芸術を活用する事業を通して、地域文化と生活の質の向上に貢献する。 【事業内容】 企画展、アーチストトーク、レンタル、販売 【目的】 005-0861 札幌市南区真駒内138-30 【連絡先】 phone & fax (011)572-1562 【Gallery Director】 平松紫乃さん 【Gallery Coordinator】 小林麻美さん 【Project Director】 堀田真紀子さん、大井敏恭さん     絵を見て、不思議に思ったことありませんか?「わからない、むずかしい、何だこれ!!」     でも、なぜだか気にかかる。そんな作品には、少し時間や手間をかけて接してはどうでしょう?     アーチストギャラリーは作家の声を聞けるギャラリー。知りたいことは作家本人に聞けますよ。     アーチストギャラリーは作品のレンタルもできるギャラリー。心にひっかかる作品は、自宅で心ゆくまで鑑賞して下さい。     今の美術は、ジャンルや手法も驚くほど広がってます。     それだけたくさんあるなら、きっと好きな作品や作家もいるはず。 【展示風景】(2005_1103)

★北海道新聞の夕刊「魚眼図」用のコラム(2005.11.21日掲載) 『アーチストギャラリー』  受験競争をくぐって大人になったりなどすると、ついつい、あらかじめ何にでも、決まった答えがあって、先生や賢い人ならすでに知ってると思いがち。 こういう優等生の尻尾を自分がまだ付けていることを、普段意識する機会は少ない。が、ときどき露呈することがある。たとえば現代芸術の作品を前にし たときがそう。画家をしてる私の某友人など、「これ、何が描いてあるの?」という質問に、いつもうんざりさせられてる。それに答えられるのであれば そもそも彼女は描かないからだ。彼女にとって描くことは、自分の中にあるわけのわからないもの、でも、なぜか気にかかるものを探索することだから。  そういった作品に関しては、わからないものはわからないままに放っておくのが、一番いいのかもしれない。まずはともあれ、眺めてみる。飽きてきた ら、その前で寝転んだり、おしゃべりしたり、好きなことをやればいい。あるいは作者と一緒にお料理したり、ご飯を食べたりして、しばらく時間をとも にしてみる。そうこうするうちに、作品についても、じわじわと見えてくるもの、あるかもしれない。これを俗に「習うより慣れろ」とかいうが、そんな スローで贅沢な場所、現在は、なかなか見当たらない。  そこで最近仲間と立ち上げたのが、「アーチストギャラリー」。大井敏恭さん、レスリー・タナヒルさんを中心に、現代絵画がずらりそろっている。が、 そこには解説文も、解説する人もいないし、題名や作家の名前すら、隅っこにあるファイルを覗かない限りわからない。レンタルもできるようにした。心 にひっかっかる作品は、自宅で、心ゆくまで眺められるはず。現在は札幌市内で開催している。 ◇場所:中央区北1西15,大通りハイム209号室、開催日:週末予定 堀田真紀子(ほりたまきこ 北大助教授,ドイツ文化)
♪引越し先の‘大通りハイム’に立ち寄ってみた。思っていたよりも空間に‘ひき’があって、見やすかった。  真紀子さんと二人きりだったので、おっちゃんこして、世間話し(笑)。肝心のアーチストギャラリーの今後については、、、マジで考えたつもりなの  に、“よく通販であるような、「一年で世界のビールめぐり」風に、(中略)12ヶ月いろんな絵が送られてくるコースもつくる。”なんて、間抜けなこ  とを真顔で言ってしまった〜(これ、カットです!ご免なさ〜い)あ〜ぁ、自己嫌悪。 【展示風景】(2005_1112)
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☆ アーチストギャラリーのクリスマス ☆
▼12月17日(土)、17時〜20時。場所は、大通りハイム(中央区北1西15,209号室)。 【プログラム】  1 スタッフからごあいさつ アーチストギャラリーのいきさつなどなど  2 大井さんスライド上映会(アメリカのアーチストギャラリーなどなど・・・)  3 自己紹介、作品紹介、近況報告。  4 ポットラックパーティ(飲み物、食べ物など、よろしければご持参ください)  5「おきもちもの」クリスマスバージョン  (↑)「おきもちもの」とは?   作家が観覧者に小さなドローイングを描いてプレゼント。  それに対して、愛好家は自分の持ち物を何か一つ、「お気持ちもの」=「置き持ちもの」として、置いていきます。  「おきもちもの」は、金銭的価値より、それが残す、その人らしさ、生活感の痕跡が重視されます。  面白いお話や特技披露といった、形にならないものでも、OKです。 ♪ちょっと風邪気味だったのですが、Kさんを誘って参加!会場に着く頃にはゾクゾク寒気がしてきて、ヤバイかも?それで、ワインを飲んで身体の中か  ら温める(ウフフ)。調子が出てきた〜  いつの間にか、会場は参加者でいっぱいになって、、、料理もお菓子もたっくさ〜ん。  そして、この日のためにアメリカから駆けつけたプロジェクトディレクター、大井敏恭さんのお話がスタート。アメリカのアーチスト・ギャラリーや  様々なシーンについてのご説明は、興味深々で面白かった。向こうのシステムを聞くと、「でも、ここは‘札幌’だし…」なんて、思ってしまうこと  はありがちだけど、大井さんがおっしゃるとおり、それでは‘面白くない’。  個人的な思いではありますが、絵を描くということは、希望を見つける作業でもあると思う。 【風景】(2005_1217)
♪グリューヴァイン(ホットワイン)にキッシュは堀田さん、レープクーヒェンはkさん作。お2人ともドイツ語の先生のお仕事もされていて、なんとな  く、そこにはドイツの空気と雰囲気が…と、思いきや、右端は丹波篠山産の‘おいも’と‘トマト’。美味しい〜 【ポットラックパーティ】(豪華〜!)
♪パーティも後半に入って、再びゾクゾクと寒気が。。。もうこれ以上、ワイン飲んでも無理みたい。笑)  というわけで、私は途中で退散させて頂くことにしました。きっと、この後も更に盛り上がったことでしょう。。。 '¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨':*:'¨' ★HPをみてくれたKさん、早速、レープクーヒェンのレシピを付けてお返事を送って下さいました。こういうのって、本当に嬉しいです。小さな自分の世  界が少しずつ広がっていくようで。。。(作り方、興味のある方はご一報下さい。HP上ではちょっと見難いので)

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